2006-05-31 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
高等学校自体は、義務教育の基礎の上に、これをさらに発展拡充させて、生徒がみずからのあり方や生き方を深く考え、各自の興味、関心、能力、適性、進路等に応じて選択した分野の学習を深め、将来の進路を決定させる教育段階というふうに現在は考えられるものだと思っております。 その中で、各高等学校ごとに随分いろいろ性格が異なってきているというふうに思うわけでございます。
高等学校自体は、義務教育の基礎の上に、これをさらに発展拡充させて、生徒がみずからのあり方や生き方を深く考え、各自の興味、関心、能力、適性、進路等に応じて選択した分野の学習を深め、将来の進路を決定させる教育段階というふうに現在は考えられるものだと思っております。 その中で、各高等学校ごとに随分いろいろ性格が異なってきているというふうに思うわけでございます。
高等学校というものをもっと活用して、そうすると高等学校自体が変わるわけですよ。 今ので、つまり今の若い人の問題点というのは、フリーターだとかニートだとかということを言う前に、今の高等学校教育が全然今の社会やこういう若者の傾向に合ってないじゃないかということをもっと文部科学省ははっきり見据えなさいよと。
ちょっとお時間をいただいて簡単に申し上げますと、高等学校のシステムは学年制というのが一般的ですけれども、学年制をとらない、単位を積み上げていって卒業できるような単位制というものを普及するというようなことが一つあります、それは高等学校自体のシステムですけれども。
そこで、私どもは、まず高等学校自体が特色を競い合う、そういう関係にしていく必要があるのではないかと思っております。 現在、普通科、専門学科に並んで総合学科というものができまして、十年度には百校を超えます。それぞれが特色を競い合う方向に進んでいると思いますが、さらにその方向を進めて、真の意味で特色を競い合う。
それで、将来のことでございますが、先ほど申し上げましたように、高等学校への進学率が九七%という状況になりますと、生徒の能力なり適性なり興味・関心が非常に多様化してくるわけでございまして、それに対応するように高等学校自体を多様化し、いろんなタイプの高等学校をつくっていく必要があるということで、これまで文部省では都道府県の教育委員会の方に指導してきたわけでございまして、その大きな塊として総合学科が平成六年度
順序づけられるということと同時に、高等学校の方もそれによって順序立てられてきたというところに私どもは大変問題意識を持っておりまして、私どもは、これからの進むべき方向というのは高等学校もいろいろな特色を持っていただきたい、そしてまた入試の方法も多様なもので、つまり学力だけじゃない、ボランティアの精神とかあるいはスポーツとか、そういういろんな子供の能力というものを評価して入試も行っていただきたい、高等学校自体
一方、御指摘のように、入学試験の問題あるいは偏差値の問題だけをいじりましても全体として解決していくわけではございませんで、高校生を受けとめてまいります高等学校自体の変化と改革ということもあわせて大変重要でございます。
多様なものにするという意味は、もちろん、入学者選抜で内申書の比重あるいは学力調査の比重を変えるとか、あるいは多段階の入試をやるとか、そういう入試方法の改善と同時に、高等学校自体が多様なものになっていかなければいかぬ、こういうことだと思います。
○吉田(壽)政府委員 要するに当該特別補助の要求は、それぞれの私立高校の学校法人の実施状況がさまざまであるわけでございますので、私立高等学校自体として授業料の減免措置をとられる、あるいはいわゆる特待生制度を設けるわけでございますが、そういう場合に、それに都道府県が補助をした場合に国がその一部を補助するためのものというような考え方で概算要求をいたした経緯がございます。
その前納したものを返還させる考え方の問題でございますが、これはそれぞれの高等学校自体の問題であるわけでございますので、この点について私どもが直接そういう高校に指導、助言を申し上げるというのは、いささか筋の上から問題がございますので、この点につきましては、東京都を通じてそういう私立高校に対して所要の指導、助言を与えていただくように、東京都と十分御相談してまいりたいと思います。
いずれにしましても、共通一次試験というのは、高等学校における通常の学習による達成度を評価して、高等学校教育の正常な発展に資するというところに趣旨があるわけでございますけれども、その趣旨が実現されますためには、高等学校自体がその趣旨を十分理解して対応していただくことが最も大事だと考えております。
私は、普通の高等学校に養護学級を設ける方がいいかどうかという点につきましては、養護学級を設けるというよりも、高等学校自体の教育内容の多様化、課程の多様化というものをいま学習指導要領でやっているわけでございますから、その対応の方がむしろ妥当ではないか。特殊学級を設けて固定してしまうよりは、そういうやり方で考えた方がよくないかというふうに現在は考えております。
それから高等学校の正常化というのは、お話ございましたように、当然に高等学校自体がやるべきものだと思いますし、そうでなければならないはずでありますが、現在われわれが行っております試験が高等学校の教育にひずみを起こしているのだという批判をいただいているということを私どもはやはりまともに受けなければならない。
したがいまして、問題は、この定時制高等学校をどうするかという問題も問題でございますが、そういう過疎地帯、農村地帯におきましては全日制高等学校自体についてもいろいろ問題がある。ですから、そこのところはやはりあわせてどういうふうに対応していくかということはこれは私どもの検討課題であろうかと考えております。
○矢追秀彦君 次に、現在、盲学校、ろう学校には高等部しかないわけでありますけれども、現在、大学もかなりふえましたし、高等学校自体をもう義務教育にしようというふうなことも言われておる事態でありますので、少なくも、こういう人たちがなかなか一般大学は入るのはむずかしいわけでありますから、やはり大学をつくってもらいたいという声も出てきております。
○西岡委員 大学紛争が高等学校までエスカレートしたということにつきましては、もちろん一部の政治的な意図を持っているグループが、高等学校をねらい撃ちするということだろうと思うのですけれども、やはり高等学校自体にそういう紛争を起こすような火種があったというふうに私は考えるわけでございます。
私どもも高等学校の先生あるいは生徒等といままで話し合いをたび重ねてまいってきておりますが、やはりあの時代に、単に大学入試に専念することだけがきょうのおまえたちの使命である、まあこうは言わぬでしょうが、あの学生諸君をそういうような中に置くところの高等学校自体にも、私はきょうの問題の一翼をになわなければならぬ点があるのじゃないかと思うのです。
これはあまりいままでは議論されておらなかったのでありますが、そういういろいろの研究課題がございますから、われわれといたしましては、まず妥当な、現状においては妥当な比率、国際比較をいたしましてもそう劣らないというところをねらいまして、その高等学校自体の授業形態、あるいはそういうようなことは今後の課題にいたしたいと思っておるわけでございます。
問題になりますのは、内申書のそれじゃ学校差というものについてどう考えるかという問題でございますが、私はいま学区制度が大体きまっておりまして、ある高等学校に入学する中学校というのは限定された中学校が入ってくるのでございますから、高等学校自体において私はこの内申書の結果と、それからその後におきまする高等学校の成績をずっと追跡をいたしまして、長期にわたって学校がそれだけの努力を払えば、そのある学校の内申書
さらにまた、高等学校はちょうどサンドイッチのような形になっておるので、上のほうでは大学の入試という問題でゆがめられておるし、また、下のほうでは今度は高等学校自体の入試問題ということで相当わずらわされておると思うのですね。
もちろん、その中で高等学校就学の比率というものがだんだん増していって、四、五年先には全国平均八〇%をこえるだろうという予測をもって高等学校自体についても対処していきたいと、かように考えております。